中丿沢こけし工人 荒川洋一さん
動画は予告編です。
Listenができること。
かなり空いてしまいましたが第2弾です。
ドキュメンタリーを作らせていただきました。
取材させて頂いた、こけし工人の荒川洋一さんは、
日本そして東北独自の伝統工芸であるこけしを作る工人さんです。
こけしといっても様々な系統があり、かなりディープな世界なのですが、
会津の中丿沢と言う土地で生み出されたもので、
創始者は人真似が嫌いで、こけしの世界でも亜流と言われ
独特の顔をしたこけしを生み出しました。
ほんとに個性的な表情をしています。
最初は少し怖いくらいに感じましたが不思議なもので、
そのうち何だか愛らしく見えてきます。
脱線してしまいましたが、その孫弟子となるのが荒川さんです。
彼が向き合ってきた工人という人生と、
見続けてきた会津と言う土地の風景をほんの断片ではありますが
映像にさせていただいています。
夏真っ盛りの8月、レンタカーに機材を詰め込み福島へ、
少人数での撮影でしたが協力頂いたみなさま感謝です、
そして荒川さんのご協力無くしては出来ませんでした。
ありがとうございました。
こけし工人さんは、高齢化とともに猛烈な勢いで減っていて、
仕事をする姿を残したい、作っている方と場所を知って欲しいという
イトチさんの熱意に賛同し映像制作をしました。
予告をつくりましたので、宜しければ少しご覧になって見てください。
発信できる作品創りを定期的にっています。ほんとに定期的ですが…笑
この映像はイベント上映させていただきます。
紅茶とこけしのお店、西荻窪のイトチで、3日間荒川作品の展示行うのですが、
紅茶とこけしのお店、西荻窪のイトチで、3日間荒川作品の展示行うのですが、
その際に上映します。
初日9/22は、取材時に荒川さんの奥様におもてなしを受けた手料理を再現した
会津のご飯、もちろん会津のお酒もとのこと。
9/23は、製作させていただいた荒川さんのドキュメント上映、
短編なので21分ほどです。
上映後にはイラストレーターの樋口さんと店主の伊藤さんによるお話。
9/24は展示と販売。展示は3日間ともやってるようです。
カフェ店内ですので人数があまり入れなく、
カフェ店内ですので人数があまり入れなく、
予約制となっているみたいなので、また映像を流す機会を検討中です。
当日私はプロジェクター担当。手作り感満載です笑
まずはお知らせでした。
津軽こけし工人 山谷レイさん
Listenができること。
何気ない日常に存在している、大切なこと、愛おしいこと、癒されること、
そして純粋に楽しむこと。
実は日々見過ごしていることの方が多いかもしれません
そんな想いを映像とコトバで残していく
それが私たちにできることだと思いました。
そこで、Listenでは独自の"monoづくり"をはじめました。
それは自然なのか、人なのか、ドラマなのか、ドキュメントなのか、それに決まりはなく
その時撮りたい、書きたいと感じたもの。
ざっくりではありますが、依頼があったものだけではなく
こちらから発信していくものとしてのmonoづくりです。
できれば四季とともに…年に4回は、、、
その第一回となったのは、津軽こけし工人 山谷レイさんの"こけしとコトバ"です。
伝統こけしってご存知ですか?
"こけし"はいろんな派に別れ、突き詰めていくと深すぎて端的に語られないのですが
伝統こけしは東北地方で育まれた木地玩具の一種です。木を挽いてつくるおもちゃですね
東北地方でも主に温泉地を中心に発達し、
各地でいろいろな技法や形態、描形が長きに渡り
継承されてきたので、伝統こけしと呼ばれているそうです。
青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島の6県が主な産地で11系統に別れているとか
その中でも青森津軽・温湯系のこけしを創るられているのが山谷レイさんです。
ことの発端は職人さんや自然を映像として残していきたいという志のもと
作品のテーマを模索中のある日、
西荻窪の紅茶とこけしのお店イトチさんとのお話でした。
今度、山谷レイさんの作品展を行うんですが見に来ていただける方に、
作品だけではなく創っているご本人を知っていただくことで
より作品に対する愛着を持っていただきたいんです。
そんな言葉と、熱意に感銘を受け
早速会いに行って映像に収め、会場の皆さんに届けましょう
ということで、準備もそこそこにすぐさま青森に向かいました。
なのでいつも作業を行っている工房や作業風景など詳細に収めることは
出来ませんでしたがなんとか
作品展ギリギリ間に合い映像を仕上げることができました。
会場にお越しの皆さんに届いたでしょうか…
伝統と継承を伝えるというところまではいきませんが、
80歳を迎えるレイさんの人柄、(こちらをしあわせにする笑顔です)
作品に向き合う想い
そしてこけしというイメージを覆すなんてカワイイこけしを創られることか
などなど、映像という力でお届けできたのではないかと思っています。
次回は何を創ろうか…次回のアップまでしばしお待ち下さい。